オンラインセッションをはじめた!
なんでもオンライン化するんだ。すげぇ
-------------------------------------
感染症対策で、音楽好きには大変世知辛い日々が続いております。
そんな私が最近注目していたのがコチラ。
大手楽器メーカー、YAMAHAが最近リリースしたアプリです。
遅延無くスムーズにオンラインセッションを実現できる。
間違いなく、強者です。
本日は出来立てホヤホヤのSYNCROOMについて紹介します。
---------------------------------------------
①オンライン演奏。課題ってなに?
ZOOMでよくない?と思うかもしれません。
しかし実際に使ってみると。。
どう頑張ってもタイミング合わないじゃん!!
はぁーキレそーーー!!
となります。
遅延(レイテンシーと呼ばれる)はミュージシャンにとって致命的。
100ミリ秒(0.1秒)相手の音が遅れると、カラオケレベルでも一緒に演奏ができません。。
元々、NETDUETTOと呼ばれるアプリがあったそうですが、コロナ禍でアクセスが集中しリニューアルに至ったそうです。
正直自分もシステムを仕事で担当している事もあり、その苦労はやばそう。
②アプリを使いこなすのに必要なもの
・スペック高いPC
→レコーディング&動画作成用に購入したゲーミングPC(中古)を使っています。(筆者ゲームやらないけど。。)
動画作成やレコーディングで不快感を感じないレベルのスペックがあれば、問題なさそうです。
・インターネット回線
→無線タイプだと全滅するようです。
有線でもマンションタイプなので苦戦。
後ほどの設定でカバーし、音質を落として対応しました。
・オーディオインターフェイス(Windowsユーザーは特に)
→TASCAM US-122MKⅡ を使用しています。
ASIOと呼ばれる機能が付いていないとダメでした。
(最初はオーディオインターフェイス付きミキサー:ALLEN&HEATH ZED 60-10 FXで対応していました、が無理でした)
参考:オーディオインターフェイスとは?
・楽器やマイクなど
相手の顔を見ることが出来ません。基本声でコミュニケ―ションします。
チャット機能はついていますが、楽器を持った手で文字を打ち込めない。。
ボーカルで参加しなくてもマイクはあった方がいいと思いました。
(遅延をなくすために、最大限通信量が少なくなるよう映像はありません。)
③工夫した点、改善した点
・オーディオ設定を お互いによく確認する。
仲間内で使用する時には、「聞こえる?」「遅れてるのなんでやろ?」って確認を取ることが大切です。マイクで会話しながら確認できると、良いグルーブが出せます。
知らない人といきなりセッションになるパターンも多いのですが、丁寧な方だと設定のコツを教えてくれる事もありました。仲良くなれるので最初少し雑談しながらが良かったと思います。
オーディオ設定項目は、下記HPが詳しいです。
・音量の調整。
画面上に操作パネルがあり相手の音量バランスを調整できる機能があります。
PAさんもいないので、そのまま使うと音量バランスがバラバラになってしまいます。
1曲演奏してみた後に調整すると、2曲目からが快適でした。
・ChordWikiを確認する。
キー(調)が違うと「何??」ってなります。
ChordWikiというサイトがあり、「お互いにこのキーでやりましょう」という確認に使えます。
・ネタが無い時のランキング機能。
世代が違う人とセッションになると、共通の曲が無いので正直きつい。
ChordWikiのランキング機能が最強でした。
「やさしさに包まれたなら」や「夜空ノムコウ」とかは世代共通で楽しめる。
---------------------------------------------
私は田舎に生活している事もあるので、案外セッション経験が薄いです。
マジモンのジャズシンガーやギタリストのルームもあり、のんびり雑談しているルームもあり。。幅広いな、と感じます。
音楽は、自分ひとりでは成り立たない。
まだ私も始めたばっかりで慣れませんが、
ぜひ機会あれば一緒にどうでしょうか!笑